こんにちは。

10月27日 から 11月9日は『読書週間』ですね。

終戦まもない1947年（昭和22年）に、まだ戦争の傷痕が至るところに残っている中で

「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」と出版社・取次会社・書店と公共図書館、

そして新聞・放送のマスコミ機関も加わって、11月17日から、第1回『読書週間』が開催されたそうです。その反響はすばらしく、翌年からは期間を10月27日～11月9日（文化の日を中心にした２週間）と期間が定められ、『読書週間』の運動は全国に拡がっていったそうです。

今年の『読書週間』を前に、日本財団により、「読む・書く」をテーマとした18歳意識調査が　

9月29日から10月5日にかけて実施されました。調査の結果、読書が好きな人は6割近くに上り、嫌いと答えた人は約1割でした。月に読む本数は「1、2冊」が44.8％でトップ、「全く読まない」との回答も32.7%ありました。好きなジャンルは「小説」が62.6％、「漫画」が49.9％、「ライトノベル」が26.0％の順で、コロナ禍で4人に1人が読書量が増えたと答えました。

一方、新聞を読む人は32.7%で、2018年9月に実施した「第2回：新聞」の調査結果（47.5％）より14.8ポイント落ち込みました。

今週月曜日に2020年度第2回英検の一次試験の結果が発表になりました。そして、今生徒たちは二次試験面接対策クラスで面接テストの練習に励んでいますが、対策クラスを担当している私たち講師が感じることは、英語力はあるのに自分の考えがないので、面接テストで出される自分の考えを言葉にする問題に答えられない生徒が非常に多いということです。

保護者会でもお話しをさせていただきましたが、これからの「予測不可能な時代」で大切なのは、「自分の頭で考える力」です。そして、自分の頭で考えるためには、考えるための「知識」が大切です。その「知識」を与えてくれるのが「読書」です。身に付けた英語力を将来発揮するためにも、「読書」によって「知識」を身に付け、「自分の頭で考える」ための材料をたくさん持って欲しいと考えています。

2021年4月新越谷でスタートする

「英語学童Prince Kids International School」の中では、

「ことばの学校=読むとくメソッド®」というオリジナル学習システムを用いて、「読書」を通じて確かな学力の土台となる国語力を育てます。

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『一日読まざれば一日衰える』

"国民教育の師父" と謳われた森信三先生の言葉です。

この変化の激しい時代、忙しいのは大人も子どもも同じです。

私たち大人も時間を見つけて、今年の「読書週間」では、「読書」を毎日楽しんでする習慣を子どもたちと一緒につけていきましょう。

I really had a lot of dreams when I was a kid, and I think a great deal of that grew out of the fact that I had a chance to read a lot.

私は子供のころ本当にたくさんの夢をもっていた。

そしてそれは、私には読書の機会がたくさんあったことで育まれたのだと思います。

（ビル・ゲイツ）

素敵な読書の秋をお過ごしください。

プリンス英米学院　本部　高田純恵